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 大村亘 ドラマー/作曲家 


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日帰り旅行の出来事箇条書き

今日は先生が隣町のPuneでコンサートをやってたので日帰りで旅行してきました。

その道中の出来事を箇条書き・殴り書きしたいと思います。

・兄弟弟子二人と待ち合わせる。(内一人は日本語が少し喋れる)
・相乗りタクシーを拾う。
・Puneまで150km強だが一人当たり250ルピー(500円弱)という安さに驚く。
・道中謎の悪臭1に遭遇。(インドでは謎の悪臭が時々もわっと鼻腔に侵入してきます)
・兄弟弟子の一人が『アクシュウ!アクシュウ!』とヒンディー訛りの日本語で連呼。
・日本語が出来る兄弟弟子が道を行く巨大な乳をぶら下げてノシノシ歩く牛を見て、
『ギュウニュウ!ギュウニュウ!』と連呼。
・日本語が出来ない兄弟弟子もつられて『ギュウニュウ!』連呼。
・僕はヒンディー語で『ドゥードゥ!』(牛乳)と応戦。
・『ドゥードゥ、ギュウニュウ!』と交互の連呼は英語に訳すと『お前!牛乳!』って意味の解らない会話になってることに気が付く。
グルジの演奏は3次元の領域を超えて凄かった(この日のハイライト)
・帰りもまた相乗りタクシーを拾うが、運ちゃんが『すぐ出るから乗って乗って!』と4〜5人に囲まれてごり押しで勧誘されたにも関わらず、何故か出発まで1時間半かかった。
・えらく出発が遅れたのに高速を時速70kmでのんびり行く運ちゃん。
・悪臭2に遭遇。
・日本語が出来ない兄弟弟子、『ギュウニュウ!』と謎の発言。
・運ちゃん更にのんびりで時速60kmに減速。(ミラー越しの眼が眠そうで怖かった)
・隣に乗り合わせたビジネスマン風のインド人のおじさんに『バホット デール ハェ ナ?キョーン?』(とても遅いよね。何故?)と聞いたら、
『(運ちゃんは)僕らともう少し一緒に居たいんだよ』と意味不明の回答を笑顔、兼ドヤ顔で英語で返された。
・悪臭3に遭遇。
・ムンバイ到着。
・兄弟弟子との別れ際、『ギュウニュウ!』と言われる。
・タクシーを拾う。家までの指示を片言のヒンディー語でしたら『ヒンディー語上手いね』と褒められ嬉しくなった。(全然喋れないんだけど)。。。

まとめ。
今日一番聞いた単語は『ギュウニュウ』でした。
おやすみなさい。
明日はたっぷり練習します。

(写真は夜のプネーの街を歩く兄弟弟子二人。シェカールとシュルティーンドラ)
日帰り旅行の出来事箇条書き_e0210611_019194.jpg

# by koomuraa | 2014-02-02 08:03 | InDiA

『なに』ではなく『どのように』

こんにちは!

1月19日の夜更け、僕はまたインドという摩訶不思議な大地に足を踏みおろしました。
空港を出た時の濃厚な空気、鳴り響くクラクション、野良犬、大量の人を目の当たりにすると、違う惑星に来たかの様で心も摩訶不思議な踊り方をしていました。
4日程経ちましたが、既に数週間時間が経過している錯覚に捕われております。

早速グルジとのレッスンが始まり、兄弟弟子達のレッスンを横で見学したりしてきましたが、目の前で見るグルジの圧倒的なリズム感、音質、音圧、超絶技巧、どれをとっても人間業とは思えない凄まじさで脱帽です。

そりゃみんな挨拶の時に跪いて、土下座状態で足をさわりにいきますわ。。。(インドではプラナームという目上の人に敬意を示す挨拶で足を触りにいく習慣があります)。

兄弟弟子達と会話を交わしていると、
『いくら同じ音節を同じスピードで叩けるように練習して出来るようになっても、グルジの音は別次元で追いつけない。』

確かに、凝縮された表現の情報が瞬く間に演奏されていくグルジの指先は、何か自然現象を目の当たりにしているようで、どうやったらあのレベルまで表現力を上げる事が出来たのだろうか?と首を傾げてしまいます。

そこにはやはり、グルジの『何』では無く、『どのように』が関わってるのかと。
何を叩いてるのかではなくて、どのように叩いているのか。
何を聴いているのかではなくて、どのように聴いているのか。
何を感じているのではなくて、どのように感じているのか。

話は逸れますが、先日駅でグルジの家への1ヶ月分の定期を購入しました。
下宿先からグルジの家まではJRの距離で解りやすい例えだと、新宿〜国立といった距離です。

その値段なんと120ルピー。日本円で約200円。
そこで僕は考えました。

これから先、人生で時給600円のバイトをする事になっても1時間でグルジの家に通う3ヶ月分の交通費を稼げる訳だから、感謝して生きれるなと。

勿論、それぞれの国の経済状況、インフラに関わる資本、物価、は相対的であり、価値基準は置き換えがたいものがありますが、上記に記したものはあくまで『何』であって、時給600円=グルジの教えを請う為の3ヶ月分の交通費という感じ・考え方が、『どのように』に当てはめれないかなと。

表面的なものの価値基準が強い資本主義の社会の中でも、同じ表面価値のものをどのように感じて、どのように扱うかによって、人生大きく変わってくると確信したのでした。

言うは易し、行うは難し、ですがこの先3ヶ月とりあえずこの理念を念頭に練習に没頭したいと思います。

P.S. カレーは悩殺クラスに美味いです。どうやって作ってるのでしょうか?
『なに』ではなく『どのように』_e0210611_14481525.jpg

# by koomuraa | 2014-01-23 14:48 | InDiA

ドラムレッスンについて

箇条書きですが、ドラムの基礎テクニック向上の為のレッスン内容の概要を記載いたします。

・Stick Control/Syncopation等、使い方によってはいくらでも練習法が見つかります。
この基礎教材をどこまで使いこなせるか、色々教えます。

・メトロノームの使い方。メトロノームは使い方によっては他の楽器と一緒に演奏してるかのような感覚になれる使い方もあります。イマジネーションを使って、楽しくメトロノームを活用した練習法を教えます。

・ルーディメンツのドラムセット応用法。
シングルストロークからスイスアーミートリプレット、そのままドラムセット上でオーケストレーションを施すだけでなく、ちょっとして工夫でシンプルな手順が摩訶不思議なフレーズに変わる仕組みを教えます。

・音楽的なアプローチとドラム小僧的なアプローチの違いを考察。
いくらたくさん手数を持っていても、稲妻の様に速くたたけても、その場で表現されようとしている音楽にマッチしなければ意味がありません。ドラマーはドラムの可能性に執着しすぎるところもありますが、音楽を生かすためにはどうすればいいか。共に考えていきましょう。

レッスン時間・場所・費用など、詳細を求める方は以下のメールアドレスまで是非気軽にご連絡ください。
kojazz0829@gmail.com
# by koomuraa | 2013-10-20 15:42 | LeSsOn

プライベートレッスンの内容について

僕個人のレッスンコンセプトは、

「主観的な視点では気付きにくい要点を発見し、アドバイスを与える。」

ことです。

なので楽器は問いません。

・何をすれば現時点の能力からステップアップ出来るかを考えていく思考工程を設ける。
・リズム感、タイム感はどんな音楽の分野、楽器においても重要な要素です。そのトレーニング法を何通りも教える。
・作曲、アレンジなどコンボや小編成のアンサンブルの創り方。

単発、不定期のレッスンも大歓迎です。

レッスン時間・場所・費用など、詳細を求める方は以下のメールアドレスまで是非気軽にご連絡ください。
kojazz0829@gmail.com
# by koomuraa | 2013-10-20 15:32 | LeSsOn

Bungalow 2nd Album "Past Life"発売にあたって。

2009年に結成したBungalowですが、はてさて早くも2枚目の作品が世に出回ろうとしております。

発足当初はみんなで楽しく旅をしながら音楽をするという、
『これ一応僕たちの仕事なんだよね?こんなに楽しくて良いのだろうか?』

と顔を見合わせる事も多々ありました。

何故かというと、ツアーに出るとサウンドチェック・ライブ時間外は移動時間と自由時間で、
それはそれは結構な怠慢な時間を過ごす事もあるのです。

旅の工程上中日が空いたりすると、娯楽として、
カードゲーム(UNO,大富豪), テレビゲーム(マリオカート(恥ずかしい))、絵描きゲーム(お題を出しメンバーでそれを描写する。このコーナーでピアノの佐藤君に『画伯』の称号が賞与される)
メンバーそれぞれ、画伯を筆頭に、絵に関しては非凡では無い才能しか発揮出来ない皆様なので、大体理想と現実とのギャップで腹を抱えて笑い、アートセンスより腹筋しか鍛えられないという不思議な時間を過ごす事になったり。。。

とても健全でしょ?(というか子供っぽい)

こんな珍道中を繰り広げながらも、往年地方で僕たちの書く新しい曲達を聴きに来てくださる皆様には本当に感謝しております。
1枚目が出た時は、
『どうしてCDの曲をほとんど演奏しないのでしょうか?』
と、問いをよく投げかけられました。

僕たちの場合、新曲が次々に出来てしまうのでCDがプレスされてツアーに出る頃には収録されたものはもう遠い過去の表現形態になっているので、突っ張って新しいものばかりやっていました。
申し訳ありません。今回のリリースライブでは更に新しいものと、勿論収録されたものも多々演奏する予定です。

そして、2枚目のリリースに貢献していただいたレーベルスタジオソングスの岩崎さん。
素晴らしいバイタリティと知性の持ち主で良いパートナーに巡り会えたと思います。

その岩崎さんと繋げていただいた、音楽評論家の中川ヨウさん。
ここ数年、彼女の主催するイベントでBungalowを取り上げて頂いたり、ライブをブッキングしてくださったり、僕たちの成長を手助けしていただいております。

表記し始めるときりがないので、この辺にしときますが、数えきれない程の人々に温かく育てられてる気がします。

こんな形で色んな方々のサポートあってこその2枚目。(1枚目もそうでしたが、今回はその波紋がより大きく広がってるような気がします)

アートとしての熟練度云々はその時代と、その瞬間に体験する(観る、聴く)人々により絶えずめまぐるしく変わるのでどう捉えられるかは僕らの知る由でも、懸念する部分でも無いですが、自信をもって言えるのは、

とても良いエネルギーの詰まった、とてもいいエネルギーを纏った作品です。(決して胡散臭い壷を売ろうとしてる訳ではないので心配なく)

是非一聴してくださいね。(全国のタワレコの店頭で取り扱っております)
店頭に並ぶのは10月16日です。

写真は内ジャケからの切り抜きです。
Bungalow 2nd Album \"Past Life\"発売にあたって。_e0210611_14192462.jpg
# by koomuraa | 2013-10-06 14:24 | thoughts