大村亘 ドラマー/作曲家 


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タブラのお稽古

はてさて日本の音楽界では、タブラってどんなのだっけ?
という、方もいらっしゃるくらい、やはり、物珍しい民族楽器なのですね。
しかし、民族楽器の中ではかなりメジャーな方です。

僕のグルジのグルジ、ウスタッド・アララカカーンとその息子、ザキールフセインによって世界中で熱狂的なタブラファンが増えました。
ウスタッド・アララカのリズムセンスは本当に凄くて、Buddy Richも大絶賛(Buddyの性格を歴史文献によってご存知な方は、この行為が非情に稀である事をお分かりでしょう)。60年代にラヴィ・シャンカールと全欧米を回り、ビートルズのジョージ・ハリソン、ジャズ史上の巨匠、一部にとっては神と崇められたジョン・コルトレーンもラヴィ氏に弟子入りを懇願する程。(息子のラヴィ・コルトレーンは同じくサックス奏者、彼はラヴィシャンカールから名前を頂き息子に名付けました)。
そのラヴィの伴奏者を30年程努めたカリスマ的なタブラ奏者がアララカカーン。

僕のグルジはそんなアララカカーンとラヴィシャンカールを9歳頃からず〜っと見て、聴いて育って来ました。
アララカのリズムセンスはチャーリーパーカーのそれと同じくらいの質と、センスと美学が備わっていると、世界中の多くの音楽家、評論家が大絶賛する程。

そんなアララカの膝の上で9歳から実の息子の様にタブラを叩き込まれた人。
ちなみに実の父は北インド古典音楽の歴史的歌手、ディンカール・カイキニ。
まさに、インド音楽/タブラの申し子です。
例えるなら、なんでしょうか、

。。。。。。。。。。。。。。。。良い例えが出て来ない。
しかも、うんちく垂れ過ぎました。(反省)

さて、本題。
タブラのレッスンは基本口伝承です。
楽譜ないです。
言葉の様に、言語の様にお勉強します。

例えば、

Dha TirekiteTakaTirekite Dhi Na Keretaka Dha Tirekitetakatirekite

っていきなりグルジに言われて、

『言ってごらんなさい』

僕、復唱。

『ちがう、teは舌を口の天井にくっ付けた音、”て”より”トェ”』

とかアドバイスを受ける。

復唱を何度かさせられ、ある程度出来ると。。。

『では叩いてみなさい。』

いきなりですか。。。グルジ。。

そう、タブラの伝統は肉体的なものより、口頭でちゃんと音楽になってるかどうかが優先。
そこをクリアすると意外に叩けるんですね。

しかし、ひとつ出来ると又次ぎを言われ、

Dhina Keretaka Dhina Keretaka Dhatirekitetakatirekite Dhatirekitetaka Dhina Keretaka Dhina Keretaka Dha Tirekitetakatirekite, Tin Na Keretaka Tin Na Keretaka Ta TirekiteTaka Tirekite....

など、バッコンスッコン言われ。

ポカーフェイスでグルジ。(どうぞみたいな手を差し伸べ)

『。。。。。叩きなさい』

いきなりそんな高速で言われたフレーズ。。。

けど、やるしか無い。頑張ります。

ってこんなのの繰り返しで、ぼこぼこにやられ、叩けないものを次の日までに何とか形にして、さらに、暗唱して復唱して実演を要求されます。

しかし、不思議と慣れて来ると、習得スピードが上がって行くんですね。
毎日稽古してるからでしょうか。

で、こんな初心者の僕が今やってる稽古は本当に朝飯前のコーヒーみたいなもので、インド音楽のリズムの応用法、伴奏や、古典のタブラソロの形式等、勉強を突き詰めて行くと切りがない、底なし沼です。

かなり中毒率高い。
危険。
溺れそう。
けど、快感過ぎる。

宇宙を説明してるかのようなリズムの言語。
魅力的過ぎます。

果たして僕は日本に戻って来れるのでしょうか?
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by koomuraa | 2013-02-15 02:14 | InDiA